「リーンリーン」と一足早い秋の訪れ　約300匹のスズムシ涼しげな音色響かせる　三重・紀北町

各地で猛暑が続く中ですが、三重県紀北町では早くもスズムシが秋の訪れを告げています。

紀北町の東長島公民館では、30年ほど前から職員たちが「スズムシ」の飼育を行い、毎年、希望者に無料で配布しています。

飼育されている「スズムシ」は約300匹で、8月中旬から早くも秋の訪れを告げるように鳴き出し、リーンリーンとロビーいっぱいに涼しげな音色を響かせています。

スズムシを育てている職員によりますと、今年は成長が遅く、鳴き始めも例年に比べ1週間程遅かったということです。

土を入れた飼育ケースを持参すれば、「スズムシ」をもらえるとあって、今年も多くの人が訪れました。

この日訪れた園児達も興味津々でのぞき込むなど、一足早い秋を感じていました。

「スズムシ」の音色は、9月下旬まで楽しめるということです。