第4回「飛騨市空撮コンテスト」開催 ドローン空撮映像を使用した1分以内の動画で市の魅力をPR ドローン技術者のレベルアップや技術者同士の交流も 岐阜・飛騨市
飛騨市は面積の約93%を森林が占め、長編アニメ映画「君の名は。」のモデルになった町などもある自然豊かな地域。住民の暮らしにも山や森が深くかかわる市の魅力を、ドローンの空撮映像を使用した1分以内の動画を制作し、PRします。
市の担当者によると、「飛騨市空撮コンテスト」開催の目的は、“地域の魅力発信”と“ドローン関係者の交流促進”。市では、シーズン外のスキー場の活用として自然の中でドローンを飛ばせる「ドローンパーク」を開放したり、富山県のドローンスクールと提携して資格取得の講習会を開いたりと、ドローン技術者の育成に力を入れています。
同コンテストを通してドローン技術者が交流する機会を提供することで、市内のドローン技術者のレベルアップや、市外の技術者にもドローンで町づくりをしていることを知ってもらいたいと担当者は話します。過去に開催した「飛騨市空撮コンテスト」をきっかけに、すでにドローン関係者のコミュニティも誕生しているということです。
応募作品は、1分以内の動画であることや、作品時間の30%以上が空撮映像であることなど、いくつかの条件を満たしている必要がありますが、個人・団体・企業は問わず、参加費も無料となっています。
作品の提出期限は11月30日の午後7時までで、12月7日に一般公開での審査会を開き、最優秀賞などを決定。作品は飛騨市のPR動画として、市のホームページや公式youtubeで公開されるということです。