子どもの虐待に関する対策費などを盛り込んだ新年度予算案を公表 三重
三重県は去年、県内で発生した子どもの虐待に関する対策費などを盛り込んだ新年度予算案を公表しました。
三重県の新年度の当初予算案は、一般会計の総額が約8051億円で、6年ぶりに前の年を下回りました。このうち子どもや子育て関連の予算には約165億円を計上しています。
具体的には、津市で当時4歳の女の子が死亡した母親による虐待事件を受けて、児童相談所の体制強化などに13億円余り、桑名市の認定こども園における虐待を受けた不適切保育の防止策に約6億1000万円が盛り込まれました。
このほか、能登半島地震を受け、被災地の支援や調査を踏まえた防災対策の検証を急きょ追加したということです。