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能登半島地震の被災地に投入された移動薬局車「モバイルファーマシー」 現地で本当に必要だった薬とは…

2024年1月18日 20:09
能登半島地震の被災地に投入された移動薬局車「モバイルファーマシー」 現地で本当に必要だった薬とは…
移動薬局車「モバイルファーマシー」

石川県に隣接する岐阜県の薬科大学に停車していたのは、キャンピングカーを改造してつくられた移動薬局車「モバイルファーマシー」。今月7日から14日まで石川県珠洲市で活動しました。

岐阜薬科大学 林秀樹博士:
「錠剤とか内服薬を200~300種類ぐらいまで積むことができます。一般的な病院とか薬局の中の調剤室とほとんど同等の機能が備わっています」

薬を保管するスペースや調剤した薬を梱包する機械など、薬局としての機能がすべて備わっています。東日本大震災の際に、薬局が流され薬の供給が止まる問題が発生したことから、開発されました。

日本薬剤師会の要請を受け、能登半島地震の被災地に「移動薬局車」として初めて投入されました。風邪や持病の悪化に対応できる薬など、およそ70種類を用意し、医療チームとともに避難所などを回り、薬を調剤するなどしていました。

それでも、現地で活動する薬剤師は、「足りていない薬が多いので足りていないモノに関しては本部とやりとりして準備している」といいます。実際に現地で必要になった薬とは、一体どんなモノだったのでしょうか。

岐阜薬科大学 林秀樹博士:
「慢性疾患、血圧・糖尿病の薬。種類が多いのでなかなか必要なモノが足りなくて、金沢から急遽取り寄せるとか、そういったこともありました」

元日の発生ということもあり、持病の薬の手持ちが少ない人が多く、糖尿病や血圧の薬などが足りなかったといいます。さらに、被災地では断水が続いていたことから、トイレに行かないよう水分を控えて便秘になる人も多くいたため、便秘薬も多く出たといいます。林教授が現地に行って感じたことは…。

岐阜薬科大学 林秀樹博士:
「避難所で薬がないという患者さんに、一から診察して検査して薬を決めるっていうのは難しいので、今飲んでいる薬がすぐわかるように、お薬手帳などを防災グッズと一緒に持ち出していただく(のが重要)」

災害はいつ訪れるかわかりません。お薬手帳のコピーを常時携帯したり、スマホで薬の写真を撮っておくなどして、今できる準備をしっかりとしておきましょう。

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