【ノーベル賞候補】中部大学・澤本光男客員教授 プラスチックなど「高分子」研究の権威
9日に発表が予定されている今年のノーベル化学賞。その候補として、中部大学の澤本光男(さわもと・みつお)客員教授の名前が挙がっています。
澤本光男さんは京都府生まれの72歳。京都大学大学院を修了した後、母校で研究を続け、現在は中部大学の先端研究センターの顧問で客員教授を務めています。
澤本さんはプラスチックなど身近な材料をつくる高分子研究の権威で、それまで困難とされていた「リビング重合」とよばれる反応の開発に成功しました。
2021年にはノーベル賞の登竜門の一つとされる「クラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞」を受賞しています。