三重・鳥羽市 釣り船が岩場に乗り上げる事故 船長や釣り客4人が入院

15日午後、三重県鳥羽市の沖合で釣り船が岩場に乗り上げ、釣り客など13人が病院に搬送され、この内4人が入院しているということです。
鳥羽海上保安部によりますと15日午後2時半過ぎ、愛知県南知多町の釣り船「第八大進丸」から「船が乗り上げて、けが人が多数いる」などと通報がありました。船には船長と釣り客合わせて13人が乗っていて、全員が近くを航行していた別の船に救助され、三重県伊勢市などの病院に搬送されました。
この事故で船長の30代の男性と、釣り客の男女3人が膝を骨折するなどして入院しているということです。
第八大進丸は鳥羽市の石鏡沖で釣りをし豊浜港へ戻る途中で、小築海島から約100メートル東の岩場に乗り上げたとみられ、浸水しその後沈没しました。鳥羽海上保安部が当時の状況や事故の原因を調べています。