名古屋駅―ささしまライブを結ぶ地下通路 2032年度の完成目指す 動く歩道も設置予定 名古屋市
名古屋市は、名古屋駅の南側とささしまライブを結ぶ地下通路について、2032年度の完成を目指す方針を明らかにしました。
名古屋市が地下通路の整備を計画しているのは、中村区の笹島交差点南側から下広井町交差点南側の区間です。
周辺には大学や商業施設があり、通勤通学時間帯の混雑解消が課題になっていました。
地下通路の総事業費は概算で、約295億円で、2032年度の完成を目標にしているということです。
約300メートルのうち200メートルに動く歩道が設置される予定で、災害時は、待避場所として利用することも想定しています。
地下通路については2010年度に整備構想が公表されていましたが、河村たかし前市長が地上のにぎわいを重視するなど検討を続けており、本格的に事業が動き出すことになります。