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外国人住民対象の“オンライン日本語教室”開催 県内の外国人住民数は過去最多 三重県

2024年5月30日 12:23
三重県は、外国人住民を対象としたオンライン日本語教室「はじめてのにほんご」を開催すると発表しました。オンラインでの日本語教室開催は三重県としては初の試みとなります。

県の担当者によると、県内には13市町に37の日本語教室がありますが、日本語教室を運営するNPO法人などと情報共有をする中で、子育てなどで学習時間や移動手段の確保が難しい外国人住民がいることが判明。オンラインで日本語を学びたいというニーズが高いことから、学習支援のモデル的な取り組みとして開催に至ったということです。。

県が実施した調査では、2023年12月末時点で県内の外国人住民数は6万2561人で、過去最多を更新。県内総人口に占める外国人住民の割合は3.56%となりました。

「はじめてのにほんご」の開催日は6月27日、7月4日、7月11日、7月18日、7月25日、8月1日の全6回で、参加費は無料。参加条件は、三重県内に住んでいる外国人住民であることと、Zoomが使用できることとなっています。

県はオンライン日本語教室の開催について「生活に必要な日本語を話せるようになることを目指すと共に、地域社会との交流を深める契機にしてほしい」としています。
  • 中京テレビNEWS NNN
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