売上と純利益を上方修正 過去最高になる見通し トヨタ自動車
トヨタ自動車は、今年度の業績について売上と純利益を上方修正し過去最高になる見通しを発表しました。
6日、トヨタ自動車は、連結決算を発表し、今年度(2023年度)の業績見通しを上方修正しました。
売上を前回の公表から5000億円増加の43兆5000億円に純利益を5500億円増加の4兆5000億円に引き上げました。いずれも達成すれば、過去最高となり、純利益は、初めて4兆円を超える見込みです。
ダイハツ工業と豊田自動織機の不正に伴う車両生産の停止でトヨタグループの販売台数の見通しを15万台減少の945万台に下方修正しましたが、ハイブリッドを中心に高い収益が得られる車種の好調な販売に加えて北米・欧州を中心とした価格改定や円安の恩恵を受けるとみています。
また去年4月から12月までの連結決算では売上は、前の年の同じ時期と比べて23.9%増加の34兆227億円となり増収。純利益が、約2倍の3兆9472億円で2年ぶりの増益となり、売上と純利益ともに過去最高でした。