【速報】ミャンマー“監禁” 愛知県の高校生 「プログラミングが得意で得意なことが生かせる仕事がある、と誘われた」 親族取材に応じる

ミャンマーで監禁され、特殊詐欺に加担させられたとみられる愛知県の男子高校生の親族が、中京テレビの取材に応じ「プログラミングが得意で得意なことが生かせる仕事がある、と誘われた」などと話しました。

警察によりますと、愛知県に住む16歳の男子高校生は、去年12月、SNSでやりとりをしていた相手から、海外での仕事に誘われ渡航しミャンマーの国境地帯にある詐欺グループの拠点で特殊詐欺に加担させられたとみられています。

その後、少年は保護されすでに帰国していますが、25日この少年の親族が中京テレビの取材に応じ、少年は「プログラミングが得意だった。」「弱みを握られたわけではなく、得意なことが生かせる仕事があると誘われた」「日本からスマホなど持って行ったが、向こうで全部処分させられて日本には持って帰ってきていない」などと話しました。

少年は、闇バイトに自ら応募したとみられていますが、愛知県警の事情聴取に対し「ノルマを課されて電話をかけてだます仕事をしていて報酬を得ていた。」などと説明をしています。

少年は、警察官などをかたる特殊詐欺の「かけ子」をさせられていたとみられ、警察に対し「同じ敷地の囲いの中で、仕事場 と住環境が整えられていた」「他に8人くらいの 日本人がいた」などと話しているということで、警察が実態解明を進めています。