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高級魚・カサゴの稚魚放流 3~4年後には漁獲サイズの約20センチに 三重・尾鷲市

2024年4月2日 12:00
高級魚・カサゴの稚魚放流 3~4年後には漁獲サイズの約20センチに 三重・尾鷲市

水産資源を増やそうと、漁業の盛んな三重県尾鷲市で、高級魚として知られるカサゴの稚魚の放流が行われています。

カサゴは遠くに移動することなく湾内に定着して成長する「根魚」で、東海地方ではガシ、ガシラとも呼ばれ煮物や唐揚げ、鍋物などにしておいしく食べられる魚です。

尾鷲市では、26年前から毎年この時期に地元の漁業団体とともに、カサゴの稚魚を放流しています。

地元の漁師がいけすから5センチほどの稚魚を船に積み込んで、2日、曽根浦と三木浦の2地区のポイントに約4000匹が放流されました。

3~4年後には漁獲サイズの約20センチに成長するということです。

今後、尾鷲湾のほかのポイントでも放流される予定で、全部あわせると約1万7000匹になるということです。

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