“パワハラ問題”の愛知・東郷町長 12月の定例議会に原則出席せず 冒頭挨拶のみで退席
愛知県東郷町の井俣憲治町長が職員にハラスメントを繰り返していたとされる問題を受け、1日に始まった12月の定例議会は、井俣町長不在で審議される“異例”の事態になることが決まりました。
東郷町の井俣町長が職員に「お前ら殺すぞ」などと発言したことを認めた問題を受けて11月、議長が職員の身体的・精神的な保護を考慮し、町長が議会に出席しないことなどを求める要望書を提出していました。
これを受け、1日開かれた本会議前の議会運営委員会では、全会一致で町長が本会議に原則、出席しないことが決まりました。10時から開かれた本会議では井俣町長は冒頭の招集挨拶のみでその後、退席する異例の事態となっています。
井俣町長は自身の報酬を一部カットしハラスメント問題の第三者委員会に関する費用とする条例改正案を提出する予定だということです。