岐阜市の老舗料亭を市が提訴 料亭側は「10年前の契約に見解の相違」請求棄却求める
岐阜公園に隣接する老舗料亭「萬松館」に、岐阜市が土地と建物の明け渡しを求めている裁判の第一回口頭弁論が開かれ、萬松館側は請求の棄却を求めました。
この裁判は、岐阜市の老舗料亭「萬松館」が土地や建物の賃貸契約が切れているにも関わらず明け渡しに応じないとして、市が2024年8月、土地と建物の明け渡しと、明け渡しまでの家賃などを求めて提訴したものです。
市によりますと、萬松館との賃貸借契約は、2014年2月からの10年間で、更新はない条件だったということです。
11日、岐阜地裁で、第1回口頭弁論が開かれ、萬松館側は、「10年前の賃貸借契約に見解の相違があった」として請求の棄却を求めました。
最終更新日:2024年11月12日 8:11