永世王位に「本当に感慨深い」藤井聡太七冠の就位式
将棋の王位戦で永世王位の資格を獲得した、藤井聡太七冠を表彰する就位式が行われ、藤井七冠は永世王位について「本当に感慨深い」と話しました。
藤井聡太七冠はことし8月王位戦5連覇を果たし、永世王位の資格を獲得しました。藤井七冠の永世称号は永世棋聖に次いで2つ目となります。
12日、藤井七冠を表彰する王位就位式が行われ、藤井七冠には賞状や賞金目録などが贈られました。
永世王位はこれまで大山康晴十五世名人や中原誠十六世名人、羽生善治九段と一時代を築いた棋士たちが獲得してきましたが、4人目として名を連ねたことについて「本当に感慨深い」と語りました。
また、記者から2度目のタイトル独占への思いについて聞かれると、藤井七冠は「現時点で目指すのはハードルが高いかなと思っていますので、それを目指すためにはさらに実力を高めていく必要があるかなと考えています」と答えました。