「より一層の研鑽をつんでいきたい」藤井聡太七冠、5連覇した棋聖就位式 史上最年少で永世称号の資格獲得
将棋の棋聖戦で5連覇した藤井聡太七冠を表彰する棋聖就位式が行われました。藤井七冠はこの防衛により「永世称号」のひとつ、「永世棋聖」の資格を史上最年少で獲得しています。
28日、都内のホテルで藤井聡太七冠の棋聖防衛を表彰する就位式が行われました。
藤井七冠は2020年に史上最年少で棋聖のタイトルを獲得すると、ことし7月には5連覇を果たし、「永世棋聖」の資格を獲得しました。
就位式では藤井七冠に賞状や賞金目録などのほか、おあつらえの着物、300万円分が贈られました。
藤井聡太七冠
「今期の防衛によって、永世棋聖の資格を得ることができました。これまで棋聖戦の対局を通して、成長することができたということを感慨深く思うと同時に、これからより一層の研鑽(けんさん)をつんでいきたい」
永世称号はタイトル戦での“殿堂入り”ともいわれ、21歳11か月での資格獲得は史上最年少となります。