長野駅前3人殺傷事件 死亡男性の後、別の男性、最後に女性を襲撃
JR長野駅前で男女3人が殺傷された事件で、容疑者の男は死亡した男性を刺したあと、もうひとりの男性、最後に女性を襲撃したことが新たに分かりました。
今月22日夜、JR長野駅善光寺口で男女3人が死傷した事件では、女性に対する殺人未遂の疑いで長野市西尾張部の無職、矢口雄資容疑者(46)が逮捕・送検されています。
これまでに亡くなった丸山浩由さんが最初に刃物で刺されたことが判明していましたが、その後の捜査関係者への取材で、次に重傷を負った男性が、最後に女性が刺されたことが新たに分かりました。
県警の捜査本部は28日、重傷を負った男性について右の背中に1か所刺し傷があり、全治2か月と発表しました。男性は、バス停で並んでいるところを背後から襲われたとみられています。
矢口容疑者は、動機などについて「分からない」と黙秘を続けています。