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業者から現金100万円を受け取った罪  前町長の初公判 「自分の判断がダメだった」起訴内容認める 岐阜・池田町

2024年10月8日 11:56
業者から現金100万円を受け取った罪  前町長の初公判 「自分の判断がダメだった」起訴内容認める 岐阜・池田町
岐阜県池田町で、町発注の工事をめぐり、業者から現金100万円を受け取っていたなどの罪に問われている前町長の初公判が開かれ、起訴内容を認めました。

起訴状などによりますと、池田町の前町長・岡崎和夫被告(76)は、おととし2月、池田町発注の工事で便宜を図る見返りに、大垣市にある電気工事業者「久富電設」の社長だった久富幸司被告から現金100万円を受け取った加重収賄などの罪に問われています。

8日、岐阜地裁で開かれた初公判で岡崎被告は起訴内容を認めました。

続く冒頭陳述で検察側は「遅くとも10年ほど前から久富から3~10万円の商品券を受け取っていた。今年2月に100万円を受け取り、強く工事を受注したいのだと理解していた」などと指摘しました。

その後の被告人質問で、岡崎被告は「なぜ受け取ったのか、返さなかったのか、自分の判断がダメだった」などと述べました。

その後、検察側は懲役2年6か月を求刑しました。

岡崎被告は約21年間にわたり町長を務めていましたが、今年4月、セクハラ問題を理由に辞職していました。

中京テレビ
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