「野生の鹿肉や猪肉を安全においしく」フレンチシェフが“みえジビエ”出張授業を開催!
三重県立明野高等学校の高校生を対象に、フレンチシェフによる“みえジビエ”を使用したメニューの実習授業が開催されます。
フランス料理の用語で、捕獲された野生のシカやカモ類等の鳥獣の肉を指す「ジビエ」。三重県によると、野生のシカやイノシシなどを食肉にするためには、食品衛生法による食肉処理業等の許可を受けた施設で処理を行う必要がありますが、関係法令では、衛生管理の具体的な作業内容まで示されていないため、個々の事業者が独自の方法で取り組んでいるのが現状です。
そこで、三重県では人々がジビエをより安全においしく食べられるよう、「みえジビエフードシステム衛生・品質管理マニュアル」と「みえジビエフードシステム登録制度」を制定。「みえジビエフードシステム衛生・品質管理マニュアル」に沿って、捕獲から解体処理、加工、調理などを行った安全で高品質のジビエを、“みえジビエ”として展開しています。
そんな“みえジビエ”の魅力を知ってもらうべく、三重県では「三重県立明野高等学校」にて、フレンチシェフによる出張授業を開催。授業では、みえジビエに関する説明が行われ、三重県津市のフレンチレストラン『ミュゼボンヴィヴァン』の出口直希シェフによる、みえジビエ鹿肉メニューの実習授業が行われます。
出張授業は、2024年1月23日(火)に行われる予定です。