×

家庭から出る枝や落葉などを資源として収集 今年度から本格実施 バイオマスボイラー燃料などに活用 愛知・名古屋市

2024年4月26日 14:23
家庭から出る枝や落葉などを資源として収集 今年度から本格実施 バイオマスボイラー燃料などに活用 愛知・名古屋市
画像提供:名古屋市役所環境局作業課
名古屋市は、昨年度まで実証実験として行っていた、家庭から出る草木類を資源として収集する取り組みを、今年度からは正式な事業として実施すると発表しました。

市の担当者によると、家庭系可燃ごみの約1割を枝や落葉などの草木類が占めているため、資源化することでごみの減量が見込めることから、2020年度から実証実験として取り組みを開始したということです。

当初は昭和区のみでの実施でしたが、2021年度には中区・昭和区・緑区の3区に拡大。2022年度からは全区で実施していました。2024年度からは正式な事業として、6月と10月の年2回、区ごとに分散して収集を行う予定としています。

収集した草木類は、民間の資源化施設に搬入され、チップ化してバイオマスボイラー燃料として利用されるということです。

収集の対象となるのは家庭の庭などから排出される草木類のみで、事業者は対象外。収集には事前に申し込みが必要です。
  • 中京テレビNEWS NNN
  • 家庭から出る枝や落葉などを資源として収集 今年度から本格実施 バイオマスボイラー燃料などに活用 愛知・名古屋市