【沖縄戦】「海岸で両親の骨を洗った…」20万人が戦死した沖縄の悲劇を語る(2010年7月13日OA)
『両親の骨を洗いました』そう語るのは、1945年4月から始まった沖縄戦で、両親を亡くした比嘉俊太郎さん(71歳)
比嘉さんが、小学校一年生の春、沖縄本島は、『鉄の暴風』と呼ばれるほどの激しい艦砲射撃で、多くの民間人が犠牲になりました。
那覇市に住んでいた比嘉さんの一家も日本軍とともに本島南部へ避難。6月に入ると食料を探しに行っていた父親が砲弾で亡くなり、一週間後には、洞窟の外で洗濯をしていた母親が、砲弾で亡くなりました。
6歳で両親を亡くした比嘉さんは、叔父さんに引き取られ、戦後を迎えます。
比嘉さんは、60歳を迎え、少しずつ当時の話を若者に伝えようと話し始めました。
【2010.7.13 放送】