【戦争の悲劇】戦争を知らない世代が描く マンガ名古屋空襲(2014年8月15日OA)
『母の話を描こうと思いました』この街に何があったのか。名古屋空襲を体験した母を主人公に12歳の少女が見た戦争を描いたマンガ『あとかたの街』。戦争をテーマにしたマンガとしては、人々の暮らしが丁寧に描かれています。
作者の”おざわゆき”さんは、名古屋市出身。母が体験した名古屋の空襲をマンガとして世に送り出しました。同級生や幼なじみなど戦争で大切な人たちが次々と犠牲になっていきます。
2013年から連載が始まった『あとかたの街』。当時の編集者は、『知らずに来てしまったモノをもう一度確認するのもマンガの役割』だと話します。
この街に、この国に何があったのかを12歳の少女の視点を通して考えます。
【2014.8.15 放送】