「20%の利益が出る」SNSで投資に誘われ、現金約4400万円をだまし取られる被害 ”SNSだけの相手を信用しない”警察が注意呼びかけ
今年5月、愛知県豊田市に住む60代の男性がSNSで投資に誘われ、現金約4400万円をだまし取られる被害がありました。
警察によりますと、豊田市に住む60代の男性は、今年5月、投資トレンドを分析するというSNSのグループに参加したところ、「機関投資家口座を使って資金の運用をすれば20%の利益が出る」などと投資に誘われました。
その後、男性は7月から9月にかけて、指定された複数の口座に、あわせて約3500万円を振り込みました。
しかし、相手から勧められた投資の状況を管理するアプリ上の口座から現金の引き出しができず、問い合わせたところ「現金の引き出しに税金がかかる」などと言われ、さらに約900万円を振り込んだということです。
その後も現金の引き出しはできず、不審に感じた男性から警察に相談があり、事件が発覚しました。
警察はSNSだけでやりとりしている相手を信用しないよう注意を呼びかけています。