愛知・一宮市が公式ポータルサイト「イチ・デジ」をリリース 「将来的には、スーパーの特売情報なども…」 市のデジタルサービスの入口に
“一宮市のデジタルサービスの入り口に”という意味が込められた「イチ・デジ」では、スマートフォンなどからオンラインで手続きができる行政サービスを集約した「デジタル市役所」や、マイページで興味・関心のある分野を設定しておくと、行政だけでなく民間企業や団体の情報も受け取ることができます。
現在、市が提供している、歩数や体重などの健康情報を管理できる健康支援アプリ「kencom」や、子どもの成長記録や予防接種の管理などができる「138おやこ手帳アプリ」と共通のIDで利用することが可能。「イチ・デジ」と「kencom」を連携すると、1ポイント=1円換算でデジタルギフトと交換できる「いちのみや元気ポイント」が「kencom」アプリ内で100ポイント付与されます。
「イチ・デジ」には、デジタル庁が提供する無償の「デジタル認証アプリ」が実装されていて、提供されるサービスはマイナンバーカードの公的個人認証サービスによる本人確認が可能。市の担当者によると、デジタル庁が提供する無償の「デジタル認証アプリ」を実装した、自治体が提供するポータルサイトは全国初ということです。
これまでの公式WEBサイトとの大きな違いは、個々のニーズに合った情報提供ができること。担当者は「行政だけではなく、民間企業の力を借りることで、普段の暮らしの中でより身近で役立つ情報提供を、これからもっとできるようになる。将来的には、スーパーの特売情報なども提供することができるようになるかもしれない」と話しました。