鵜飼観覧船事務所と警察が合同で救助訓練　岐阜・長良川

毎年、水難事故が多発する岐阜市の長良川で、鵜飼観覧船事務所と警察が合同で救助訓練を行いました。

13日、岐阜市の長良川で行われたのは鵜飼観覧船事務所と警察による水難救助訓練です。

訓練は「長良川で友達が溺れた」という110番通報を受けた想定で始まり、警察からの要請で鵜飼観覧船事務所にある鵜飼いの警備船が救助に向かいました。

舟の上から浮き輪を投げ入れて、溺れている人を船べりに引き寄せ、警察が駆けつけるとゴムボートに引き上げました。

長良川では今年は9月末までに17件の水難事故が起き、6人が亡くなっていて、毎年事故が相次いでいることから川を熟知した鵜飼観覧船事務所との連携を強める目的で行われました。

小栗幸輝 警備課長：
「水難救助は1分1秒を争います。鵜飼の船頭さんたちの力を借りてより迅速、安全に救助活動ができます」

警察は今後も訓練を重ねて連携を強めていきたいとしています。