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“不倫口止め料裁判”最終弁論 トランプ氏側は無罪主張 週内にも評決か

2024年5月29日 12:39
“不倫口止め料裁判”最終弁論 トランプ氏側は無罪主張 週内にも評決か

アメリカの大統領経験者として史上初めて刑事責任を問われている、トランプ前大統領の不倫の口止め料をめぐる裁判で、28日、検察と弁護側による最終弁論が行われ、裁判は結審しました。

トランプ前大統領が、過去の不倫関係を主張するポルノ女優に支払った「口止め料」を不正に処理したとされる事件の裁判で、28日、最終弁論が行われました。

アメリカメディアによりますと、検察側はトランプ氏が「口止め料を秘密裏に支払うため巧妙な計画を立てた」、業務記録を改ざんし「アメリカの有権者を欺いた」と指摘しました。一方、弁護側は、トランプ氏の指示で口止め料を払ったなどと証言した当時の顧問弁護士、マイケル・コーエン氏を「史上最悪のうそつき」と非難し、トランプ氏の無罪を主張しました。

29日以降、12人の陪審員が有罪か無罪かを話し合う評議に入る見通しです。早ければ週内にも評決が出る可能性があり、大統領選への影響が注目されます。