「トランプ裁判」元側近が出廷 “トランプ氏が口止め指示”と証言
アメリカ・トランプ前大統領の不倫の口止め料をめぐる裁判で、トランプ氏の元側近が証人として出廷し、トランプ氏が口止めを指示したと証言しました。
トランプ前大統領の不倫の「口止め料」を不正に処理したとされる事件で、当時の顧問弁護士、マイケル・コーエン氏が13日、証人として出廷しました。
アメリカメディアによると、トランプ氏の不倫相手だったとされるストーミー・ダニエルズさんへの口止め料について、コーエン氏は、トランプ氏から「いいからやれ」と指示されたと証言したということです。
また、コーエン氏は、口止め料13万ドルの支払いについて、「全てトランプ氏の承認が必要だった」と述べました。トランプ氏は、証言を目を閉じて聞いていたということです。
コーエン氏は、ダニエルズさんら女性2人に、トランプ氏の指示で違法に口止め料を支払った罪で、2018年に禁錮3年の判決を受けています。