特養老人ホーム「慈宗院」で虐待疑い 津市が調査 2年前にも虐待認定
三重県津市の特別養護老人ホームで職員が入居者を虐待した疑いがあるとして市が調査していることが明らかになりました。
虐待の疑いがあるとして調査を受けているのは津市の特別養護老人ホーム「慈宗院」です。
「慈宗院」によりますと、今年5月から6月にかけて介護福祉士の50代の男性職員が80代から90代の女性入居者4人に対し、他の入居者のお茶を飲んだとして手や背中をたたいたということです。
また、車椅子から立ち上がろうとしたときに頭を押さえ付けて座らせるなどもしていました。
さらに、介助中に男性職員の手をかんだ入居者に対し「かむなら自分の手を噛んで」と、入居者の手を口に押し付ける行為などもあったということです。
被害を受けた4人の入居者には認知症の症状がありました。
男性職員は「やってはいけないことをやってしまった。未熟だった」などと話しているということです。
「慈宗院」は2年前にも利用者の体をシーツで拘束したなどとして虐待を認定されています。
高山宗親施設長は「あってはならないことで、再度、職員教育を徹底していく」などとしています。
虐待の疑いがあるとして調査を受けているのは津市の特別養護老人ホーム「慈宗院」です。
「慈宗院」によりますと、今年5月から6月にかけて介護福祉士の50代の男性職員が80代から90代の女性入居者4人に対し、他の入居者のお茶を飲んだとして手や背中をたたいたということです。
また、車椅子から立ち上がろうとしたときに頭を押さえ付けて座らせるなどもしていました。
さらに、介助中に男性職員の手をかんだ入居者に対し「かむなら自分の手を噛んで」と、入居者の手を口に押し付ける行為などもあったということです。
被害を受けた4人の入居者には認知症の症状がありました。
男性職員は「やってはいけないことをやってしまった。未熟だった」などと話しているということです。
「慈宗院」は2年前にも利用者の体をシーツで拘束したなどとして虐待を認定されています。
高山宗親施設長は「あってはならないことで、再度、職員教育を徹底していく」などとしています。