懲役15年を求刑 自宅で当時79歳の父親をナイフで刺し殺害した罪に問われる息子 三重・津地裁
起訴状によりますと津市の無職・猪又篤被告(49)は去年3月、自宅で、同居する父親の弘一さん(当時79)の首などを刺し、殺害したとして殺人の罪に問われています。
14日の裁判で検察側は、被告は、父親がギャンブルに金を使う事などに怒りを感じていたと指摘し、身勝手な動機から犯行に及んだなどとして、懲役15年を求刑しました。
これに対して弁護側は、ギャンブルで散財するなど父親の生活態度に積み重なっていた恨みが爆発して殺害したと主張。計画的な犯行ではなく、自首をして真摯に反省しているなどとして、懲役6年が相当としました。
判決は今月26日に言い渡される予定です。
最終更新日:2025年2月14日 19:46