藤井聡太八冠に県民栄誉賞を贈呈と発表 4人目の受賞 愛知県
愛知県は、史上初となる八冠を達成した将棋棋士の藤井聡太八冠にこれまでの功績をたたえ、愛知県県民栄誉賞を贈呈すると発表しました。
県民栄誉賞の受賞者は、吉田沙保里さんに続く4人目です。
県によりますと、今月11日に行われた第71期王座戦で永瀬拓矢九段に勝利し、史上初の八冠を達成した愛知県瀬戸市出身の藤井聡太さん(竜王・名人)の功績をたたえ、愛知県県民栄誉賞を贈呈すると発表しました。
県民栄誉賞は、広く県民に敬愛され、県民の明るい夢と希望と活力を与えることに顕著な実績がある人物に表彰状と記念品を贈呈するもので、これまで、2017年に元フィギュアスケート選手の浅田真央さんや亡くなった元プロ野球選手で監督の星野仙一さん、2019年には、元レスリング選手の吉田沙保里さんが受賞していて、今回で4人目となります。
授賞理由について、将棋界において、数々の最年少記録を塗り替え、常に将棋に対して真摯に向き合い、ひたむきに努力を重ね、粘り強く勝利をつかみ取る姿が、世代を超えて広く県民に夢や希望を与えたとしています。
表彰時期や場所については、未定だということです。
また、今月13日には、藤井八冠は、内閣総理大臣顕彰を受賞することが発表されていて、授賞式は11月中旬ごろ首相官邸で行われる予定となっています。