藤井聡太八冠 「名人」初防衛 タイトル22連覇も達成
将棋界で最も歴史あるタイトル”名人戦”は、藤井聡太八冠が豊島将之九段を下し、名人初防衛を果たしました。あわせて、タイトル22連覇も達成です。
北海道紋別市で行われた「名人戦七番勝負の第5局」は、愛知県瀬戸市出身の藤井聡太八冠が、挑戦者で一宮市出身の豊島将之九段を、99手までで投了に追い込み、勝利しました。
これで戦績を4勝1敗とし、「名人」のタイトル初防衛を果たしました。
藤井八冠は、タイトル初挑戦から獲得と防衛を逃したことがなく、これで負け無しのタイトル22連覇達成です。
藤井聡太八冠:
「内容としてはいろいろ反省点もあったかなと思うけど、なんとか防衛という結果を出せて良かった。これからも対局が続くので、引き続き精一杯頑張りたい」
豊島将之九段:
「どういう将棋をこれから指していくかも、名人戦で指した将棋を振り返って、また考えていけたらと思います」
藤井八冠は現在、「叡王」のタイトルの防衛戦にも挑んでいて、こちらはあと1敗するとタイトルを奪われる、カド番に追い込まれています。
注目の叡王戦第4局は、5月31日に千葉県柏市で行われます。