77年前の戦争 両足を失った96歳の男性が語る モンゴル抑留の真実 バヤルタイ(2022年12月公開)
77年前 の 第二次世界大戦 後に起きた“ モンゴル抑留 ”。 両足を失った 抑留経験者の男性 を モンゴル人 報道記者が約10年にわたり取材した ドキュメント 。
終戦直後、約60万人がソ連によって連行され、過酷な抑留生活を強いられたことは、「シベリア抑留」として知られています。しかし、そのうち約1万2000人が抑留され1600人以上が死亡したのがモンゴルだったことは、あまり知られていません。
私たちは一人の抑留経験者が「終活」として向かった、モンゴルに眠るかつての戦友たちの魂を慰霊する最後の旅に同行。その道程で、抑留者たちが経験した極限の状況や、その中を生き抜いた逞しさ、そして彼らがつないだ日本とモンゴルの絆を目の当たりにしました。