トラック運転手の残業規制が強化されてから3月で1年になるのを前に、中部運輸局などの職員が、運送会社に仕事を発注する愛知県内の荷主などに対し悪質な行為がないかパトロールを行いました。


パトロールを行ったのは中部運輸局と近畿運輸局、中国運輸局・九州運輸局に所属する「トラック・物流Gメン」の職員で、愛知県内の荷主や元請け業者、合わせて24社を訪ねました。

去年4月、働き方改革の一環でトラック運転手の残業規制が強化されたことを受けて荷主などの都合で、長時間の荷待ちや契約にない作業をさせないよう啓発するのが目的です。

加えて、全国のトラック事業者などへの聞き取り調査で発覚した悪質な荷主に対しては、改めるよう指導したということです。

中部運輸局など4局による合同でのパトロールは初めてだということで引き続き、トラック運転手の労働条件の改善を図っていきたいとしています。