岐阜と三重で住宅火災相次ぐ 住人ら4人死亡
警察と消防によりますと、20日午前4時40分ごろ、各務原市鵜沼羽場町の津谷俊範さん(74)の住宅で、「家から火が出ている」などと119番通報が相次ぎました。
消防車など16台が出動し、火は約3時間半後に消し止められましたが、木造平屋建ての住宅が焼け、隣接する住宅の一部に延焼しました。
火元の住宅からは1人の遺体が見つかり、警察は連絡の取れていない津谷さんとみて身元の確認をしています。
また、20日午前4時50分ごろ、恵那市飯地町の纐纈鉄さん(90)の住宅で火事がありました。
火は、約2時間後に消し止められましたが、木造平屋建ての母屋が全焼し、焼け跡から、2人の遺体が見つかりました。
火事の後、纐纈さんと89歳の妻と連絡がとれていないことから、警察は遺体はこの夫婦とみて身元の確認を進めるとともに出火原因を調べています。
そして、20日午前7時半ごろ、三重県鈴鹿市住吉の住宅で、「建物から白煙が出ている」と近くに住む女性から119番通報がありました。
火は約1時間半後に消し止められましたが、2階建ての住宅が燃え、焼け跡からこの家に住む菅谷隆さん(97)が死亡しているのが見つかりました。
警察と消防が実況見分を行い、出火の原因などを調べています。