小学生が“避難所運営ゲーム”で防災学ぶ「本当に地震があったときに生かしたい」 三重・尾鷲小学校
阪神淡路大震災から29年の17日、三重県尾鷲市の小学校で災害に備えた防災学習が行われました。
尾鷲小学校の5年生が取り組んだのは、避難所運営ゲーム(HUG)です。
これは、大規模災害発生時の避難所運営を想定するカードゲームで、児童は8つの班に分かれ、性別や国籍、抱える事情の違うさまざまな避難者を避難所内でどのように配置するのよいかなどを話し合いました。
参加した児童:
「動物などを受け入れるのが難しかったです。本当に地震があったときに生かしたい」
講師を務めた三重大学の川口淳准教授は、「自分の問題として避難所運営を学ぶことの大切さを分かってくれたと思います」などと話しました。