藤井八冠が勝利 史上最年少での永世称号に一歩前進
藤井聡太八冠は、6日の対局に勝利、史上最年少での永世称号の獲得に一歩前進しました。
6日に千葉県木更津市で行われた「棋聖戦五番勝負の第1局」は、藤井聡太八冠に山崎隆之八段が挑みました。
藤井八冠は、2020年に初めて棋聖のタイトルを獲得して以降、これまで4連覇を達成しています。今回も防衛に成功すると通算5期となり、永世称号の一つ「永世棋聖」の資格を史上最年少で獲得することになります。
対局は、藤井八冠が山崎八段を90手までで投了に追い込み勝利、永世棋聖に一歩近づきました。
終局後、藤井八冠は、「まずはいいスタートを切ることができた。第2局以降は先後が 決まっているかたちになるのでしっかり準備をしていきたいと思う」と語りました。
次回、棋聖戦五番勝負の第2局は、6月17日に新潟県で行われます。