新年を迎える準備 「すす払い」で1年のほこり落とす 坂井市･成田山福井別院

今年も残すところ半月あまり。坂井市の成田山福井別院では13日、年の瀬恒例の「すす払い」が行われ、僧侶らが“邪気を払う”との意味を持つ長い笹ぼうきなどを使って、丹念にほこりやすすを落としました。(12月13日)


正月の準備に取り掛かる「事始め」の日に合わせて毎年行われていて、本堂では不動明王のお身拭いも行われました。

■成田山福井別院 僧侶･前田照樹さん
「今年はいつもより(ほこりの量が)多い気がする。参る人が戻ってきているので、お護摩(修行)の回数が増えた」

この寺では、正月三が日におよそ10万人の参拝客を見込んでいます。