サバのなれずし 冬の伝承料理 甘酸っぱく深みのある味 小浜市・内外海地区
小浜市の内外海地区で、サバのへしこを使ったなれずし作りが最盛期を迎えています。いったん塩抜きしたサバのへしこを米とこうじでさらに漬け込んで発酵させた冬の伝承料理で、甘酸っぱく深みのある味わいが特徴です。(12月21日)
同市田烏の民宿・佐助では、森下佐彦さんが40年以上前から手作りしていて、冬の寒さでゆっくりと発酵が進み、15日から20日かけて食べごろを迎えます。
■年間民宿・佐助 森下佐彦さん
「冬場の風物詩。おいしく仕上がったのでみんな食べていただきたい」
作業は来年3月末まで続けられ、去年並みの700本を漬け込むということです。