関空特急「はるか」 敦賀延伸を要望で一致 北陸3県知事懇談会 北陸経由の観光周遊ルートをPRへ

　新幹線県内開業を控え、北陸3県の知事が14日、勝山市の県立恐竜博物館で懇談し、東京から北陸経由で関西を巡る観光周遊ルート、通称「レインボールート」を国内外にPRすることや、関西国際空港発着のアクセス特急「はるか」の敦賀延伸を要望していくことで一致しました。(11月14日)


　杉本知事と石川県の馳知事、それに富山県の新田知事の間で大きなテーマとなったのが「インバウンド」です。杉本知事は「インバウンドの場合、関空へは敦賀で乗り換えて、大阪で乗り換えないといけない」とした上で「10分短縮の上、2回特急料金払わなくなるので安くなる」と敦賀延伸の意義を強調しました。

　「はるか」は現在、関空から大阪・京都駅を経由して滋賀県まで延伸していますが、北陸の玄関口となる敦賀まで延伸することでインバウンドの増加につなげたい考えです。なお、北陸3県では来年7月に共同のアンテナショップを大阪駅周辺に整備することにしています。