車窓や天井に仮想現実駆使した映像流す 新感覚XRバス 6月1日から運行開始
実際の映像と拡張現実を組み合わせた物語が楽しめる新感覚のバスが6月1日から運行を開始し、移動中も楽しいコンテンツで観光誘客につなげます。
JR西日本などが1日から運行する新感覚XRバス「WОW RIDE いこっさ!福井号」。車窓や天井のモニターに仮想現実VRを駆使した映像を映し出しながら走る新しい移動手段で、恐竜が襲ってくるシーンは迫力満点です。
映像には俳優の今井翼さんや温水洋一さんも登場し、オリジナルのストーリーが楽しめます。
■記者
「路面のちょっとした揺れがアトラクションみたい」
このほかAI技術を使った、FBCの増谷寧々アナウンサーとのやりとりもあります。
■かけ合いの様子
「きょうはどちらからいらっしゃったんですか?」
「福井から」
「福井県ですか。私ももちろん福井です」
新幹線開業で増える外国人観光客を意識して、英語など3か国語の音声ガイドも用意されているほか、乗り場の前では地元のカフェとコラボしたオリジナルメニューやグッズを販売します。
■総合演出 堤幸彦さん
「知識・興味を満足しながらも飽きないで楽しめる。観光客のためのコンテンツだが、地元の人も老若男女かかわらず楽しめるのではないか。再発見という思いも込めて使ってもらえるといい」
「WОW RIDEいこっさ!福井号」は6月1日から、福井駅と恐竜博物館や一乗谷朝倉氏遺跡、それにあわら温泉を結ぶルートで運行されます。