戦国大名の権力象徴 馬・鷹に注目した特別展を一乗谷朝倉氏遺跡博物館で開催 文武両道にたけた朝倉氏に迫る
戦国大名の権力の象徴とされた馬や鷹に注目しながら朝倉氏の営みを紹介する特別展が福井市の県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館で27日から始まり、文武両道を尊んだ朝倉氏の歩んだ歴史を感じることができます。
39点の展示品の中で見どころの一つが縦1.3メートル、横3.1メートルの「犬追物」を描いた屏風で、縄の中で走りまわる犬を、馬に乗った武士が先の丸い矢で射る様子が生き生きと表現されています。
県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館永一美学芸員
「戦乱の時代に、いかに平和な政治を行うか工夫をした朝倉氏の政治について展示を通して感じてもらえたら。」
特別展「馬駆ける戦国の庭」は27日から来月26日まで開かれます。