ガラス張りで当時の人たちが眺めた景色を堪能 一乗谷朝倉氏遺跡の朝倉館跡に鑑賞スポットを整備
ガラス張りの鑑賞スポットで当時の人の目線で風景を楽しむ
一乗谷朝倉氏遺跡の朝倉館跡で、当時茶を楽しんだとされる「小座敷」の跡に、ガラス製の床を張り巡らせた鑑賞スポットが整備でき、当時の人たちが見た景色を楽しむことが出来ます。(3月6日)
朝倉館跡は5代当主・義景が暮らした館の遺構で、貴重な礎石などを散策の際に誤って傷つけないよう順次ガラス床を設置していてます。
今回は50平方メートルに整備され、藤田若菜 主査は「高床にすることで視線の高さに近い形で庭園が見られるので、より当時に近い景色で鑑賞してもらえる」と話しています。
来年3月には遺構の周囲を散策できる回廊も整備される予定です。