県内のガソリン価格2週連続で値上がり レギュラー1リットルあたり177円20銭に
今週の県内のガソリン価格は国からの補助金の減額が続き卸値が実質的に上昇したため2週続けて値上がりしました。来週も小売価格は上昇する見通しです。(11月29日)
国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、今週27日時点での県内のガソリンの平均価格は、レギュラー1リットルあたり177円20銭で、先週と比べて10銭の値上がりとなりました。
値上がりは2週連続で都道府県別では福井は高い方から10番目です。
また県内の灯油は18リットルあたりの店頭価格で2087円と、先週に比べて1円高く、2週連続で上がりました。
石油情報センターによりますと、原油相場は 欧米各国や中国の景気減速から安値傾向が続き、2週連続の円高も加わって卸値も下がったため、国も補助金の引き下げを続けています。
さらに原油価格の下落分よりも補助金の減少幅が大きく、実質的な値上がりとなって販売店が価格に転嫁したとみられます。
来週も 補助金の減額幅は1.6円となるため小売価格は上昇するとみられます。