県内にも衝撃広がる 岸田首相が次期総裁選"不出馬"を表明 県民・県内自民党関係者の受け止めは
岸田首相は14日、「自民党が変わることを示す」として次期総裁選への不出馬を表明しました。突然の表明に県内でも衝撃が広がりました。
■岸田文雄首相
「自民党が変わることを示す。最も分かりやすい最初の一歩は私が身を引くことである。私は来たる総裁選には出馬いたしません」
岸田総理は14日午前に記者会見を開き、いわゆる裏金事件をめぐって政治不信を招いたとして次期総裁選に出馬しない考えを明らかにしました。
突然の不出馬表明に県内でも衝撃が広がりました。
■70代・無職
「もともと体質はあったんやろ。岸田さんの時になってそれが表立ったということだけとしか捉えていない」
■30代・会社員
「清濁併せ吞むというか、僕らにも目に見える意味で還元してくれる人がリーダーだったら」
県内の自民党関係者にも衝撃が広がりました。
福井1区選出の稲田朋美衆議院議員は「驚いたが国のトップとして内外のさまざまな状況を踏まえ判断したのだと思う」とし「総裁選挙は党が古い体質から脱却し真摯に将来世代のことを考える党に変わったと国民に実感してもらえるものにしなければならない」とコメントしました。
滝波宏文参議院議員は次期総裁に期待する点について「自民党を刷新立て直しできる人」としたうえで「原子力立地に寄り添える小浜・京都ルート建設促進に理解のある人」としました。
次期総裁選は8月中に行われる予定で、候補者の顔ぶれと主張に注目が集まります。