「福井米でがんばれ!」物価高騰で生活苦しむ学生に食料セット 県内の協同組合で作る団体が支援
急激な物価高で苦しむ大学生を支援しようと、県JAグループや県生協連合会などでつくる県協同組合連絡会は、県内5大学の学生540人に米やレトルト食品などを配ります。11日は福井大学で贈呈式があり、250人分が配られました。(12月11日)
この取り組みは、21年にコロナ禍でアルバイトができずに困窮する学生を支援しようと始まり、今年で3回目。県産の米3キロの袋には「福井米を食べてがんばれ」と書かれていて、レトルトカレーやカップ麺とともに提供されます。
学生は「いろいろ物価が上がり、食品買うのも大変だ。このような支援が生活の支えになっている」と話していたほか、別の学生も「冷凍食品や肉が高くて躊躇する場面もあったのでありがたい」と支援に感謝していました。
食料のセットは19日までに順次配られることになっています。