他人の電子決済サービスで購入か テニスラケット19点 中国籍の夫婦を逮捕、容疑を否認 不正アクセス禁止法違反・詐欺の疑い
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県内在住の女性の電子決済サービスのアカウントに不正にアクセスし、テニスラケット19点をだまし取ったとして、詐欺などの疑いで中国人の夫婦が逮捕されました。
不正アクセス禁止法違反と詐欺の疑いで逮捕されたのは、中国籍の夫婦で神奈川県横浜市の無職周亜威(シュウ・エイ)容疑者(35)と会社役員の張淼(チョウ・ミョウ)容疑者(32)です。県警の調べによりますと、2人は去年5月、何らかの方法で入手した電話番号とパスワードを使って、県内在住の50代女性の電子決済サービスのアカウントに不正にアクセスした疑いが持たれています。
また、去年7月にはこのアカウントを不正に利用して、東京都練馬区のスポーツ用品店でテニスラケット19点(販売価格合計48万150円)をだまし取った疑いです。
身に覚えのない請求に気づいた女性からの相談を受け、警察がログイン履歴などを調べたもので、2人は容疑を否認しているということです。警察は共犯がいるとみて、余罪などについて2人を厳しく追及することにしています。