越前たけふ駅前にホテル進出 伝統工芸を発信 飲食店も備えた交流拠点を目指す
北陸新幹線の越前たけふ駅前を巡る新たな動きです。ビジネスホテルなどを展開する東京の企業が、伝統工芸の発信機能や飲食店などを備えた交流拠点としての整備を目指しています。
越前たけふ駅前に進出の意向を示しているのはビジネスホテル「ドーミーイン」などを展開する共立メンテナンスです。
場所は道の駅越前たけふの西側で現在は水田が広がる2ヘクタールの土地で、用地取得に向けた手続きが進められています。
■越前市民
「それは良いと思う ルートインが遠すぎると思っていたので でもホテルができても観光地に行くまでの足はどうなるのかなと思う」
越前市と共立メンテナンスは、ホテルを含むエリア一体を「越前たけふ未来創造基地」として整備する方針で、温浴施設や飲食店のほかに、伝統工芸の情報を発信するスペースの設置も検討しています。
ホテルの開業時期は2027年の春以降を見込んでいて、市は未来創造基地を優先的に整備するよう事業者と協議を進めているということです。