能登半島地震で崩壊 越前大野城の石垣月内に修復完了 遊歩道の通行規制は来月解除へ
能登半島地震で崩壊した石垣半年がかり修復(12日越前大野城)
能登半島地震の影響で崩れた越前大野城の石垣の修復工事が進められていて、今月末には完了する予定です。
県指定の史跡にもなっている石垣は、「野面積み」と呼ばれる自然の石をそのまま積み上げる古い形式で作られていて、元日の能登半島地震によって「武具蔵」」跡の一部が幅4メートル、高さ3メートルにわたって崩落しました。
石垣の修復は順調に進んでいて、12日は工事業者が積み上げた石のすき間に小石を詰めて、ずれないように補強しました。
なお一部の石については、今回の地震で割れてしまったため、上段の部分には新たな石が積まれました。
修復作業は今月末に完了する見込みで、遊歩道への立ち入り規制も7月中に解除される予定です。