北陸3県の経済動向「緩やかに持ち直し」 地震影響残る中新幹線効果も 北陸財務局が発表
北陸財務局は5月の経済調査の結果を発表し、北陸3県の経済動向の総括判断を「緩やかに持ち直しつつある」としました。元日の能登半島地震の影響は残るものの北陸新幹線敦賀延伸の効果がみられることから、2か月連続で判断を据え置きました。
個人消費についてはドラッグストアの販売が拡大したほか、新幹線延伸効果で温泉地や観光地でも客足の回復がみられたため「持ち直している」としました。また生産については地震後の復旧が進んでいることから「緩やかに持ち直しつつある」として前の月から上方修正しています。
先行きについては新幹線の延伸効果でさらなる持ち直しが期待される一方、地震の影響に引き続き注意する必要があるということです。