高速道路のSAで防災訓練 避難手順や備蓄品など確認 能登半島地震では住民の避難場所に
能登半島地震を受けて、北陸道の南条サービスエリアで12日、防災訓練が行われ、避難や救助の流れはもちろん、避難場所としての活用も想定した手順を確認しました。(3月12日)
訓練は、北陸地方で最大震度7の地震が発生したとの想定で行われました。誘導役のスタッフは利用客に大きな声で速やかな避難を呼び掛けた他、けがをしている人を車いすを使って建物の外へ搬送しました。
■中日本高速道路 金沢支社 サービスエリア保全課 舘森保季課長
「能登半島地震の際には、地域住民の方も高速道路のサービスエリアを避難場所として活用されているという実態があった。そのような方に対しても、グループ一丸となって対応していきたい」
訓練ではこの他、施設に備蓄されている非常用発電機の動かし方や簡易トイレの組み立て方も確認していました。