控訴審であらためて無罪主張 福井市の小学校教諭、児童への強制わいせつで実刑判決 被害児童の父親「一審同様の判決を」
勤務先の小学校で女子児童の胸や下腹部を触ったとして、強制わいせつの罪に問われた教諭の男に対する裁判の控訴審が1日、名古屋高裁金沢支部で始まり、弁護側は事実誤認だとして、あらためて無罪を主張しました。
この裁判は、福井市木田3丁目の小学校教諭見附史教被告(60)が去年、坂井市内の小学校で、授業中や授業後に女子児童の胸や下腹部などを触ったとして、強制わいせつの罪に問われていたものです。一審の福井地裁は今年6月、見附被告に懲役1年2月の実刑判決を言い渡しました。
控訴審で、弁護側は一審の判決は事実を誤認していて量刑は不当だとして、あらためて無罪を主張し、検察側は控訴棄却を求めました。
裁判を傍聴した被害児童の父親は、FBCの取材に対し「裁判所には一審同様の判決を下してほしい」と話していました。
なお、次回の公判は11月7日に開かれ、判決が言い渡される予定です。